歯石が取り嫌いな人必見!歯石をつきにくくして歯医者に行く回数の減らし方を伝授!

歯石取り嫌いな人って多いですよね。

ってか、そもそも好きって人の方が珍しいですが(笑)

(たまにいましたけどねw)

とにかくあの音が嫌で行きたくない!

歯石ってなんでつくんよ!つきにくい方法ないの?

とにかく、とにかく、虫歯じゃないのに行くのいややねんて!

これを今回は解消していこうと思います。

(今歯石がほとんどついてない方にオススメの記事です)

1.歯石について知ろう!

まずは、歯石ってそもそも何? ですよね。

いや、知ってるし・・・って方はここをすっ飛ばしてください(笑)

 

ちょっと衝撃的な画像ですが・・・

 

画像引用元:歯の知りたい!

これが歯石です。

いきなりこういうものが付くわけでなく、初めは歯垢(プラーク)という細菌の塊で、唾液でだんだんと固まっていきます。

固まってしまうと、当然歯磨きでは取れません。

たまぁに爪で引っかいて取る人がいました(笑)

歯ぐきを傷つけるので絶対にいい子はマネしたらダメですよ(笑)

そして、この憎たらしい歯石ですが、ついてしまうと色んなダメージを受けるんです。

いいことなんてありません(笑)←当たり前すぎるw

2.歯石がつくとどんなことが起こるの?

先ほども言いましたが、歯石が原因で色んなことが起こります。

  • 歯周病
  • 虫歯
  • 知覚過敏
  • 見た目が最悪(歯ぐきが痩せるからねw)

ざっと挙げるとこんな感じです。

歯石が少しでも付くと、その上に歯垢(プラーク)がつきやすくなるんです。

そして、さらに固まってミルフィーユみたいな層になってしまいます。

(ミルフィーユ好きさん、例えにしてごめんなさいw)

歯石の周りで虫歯になったり、歯周病が進行したり、歯石の重みで歯ぐきが痩せたり・・・。

そして、大量についた歯石を取ると、一時的に知覚過敏にもなります。

どういうことかいうと・・・

大量の歯石→服をめっちゃ重ね着してるイメージ

歯石を取る→大量の重ね着を脱がされちゃった→めっちゃ寒っ!(しみる)

こんな感じです。

(イメージできました?w)

この知覚過敏は大体1週間ほどでおさまることが多いです。

中には知覚過敏が続く方がいますが。

そんな時は、知覚過敏予防の歯磨き粉を使うといいですよ。

【関連記事】

元歯科衛生士が選ぶ大人用オススメ歯磨き粉17選!市販・歯科医院専用別に本気で解説!

3.歯石のつきやすい場所がある!

歯医者さんでも聞いたことがある方もいるかもしれませんが・・・。

歯石の一番つきやすい場所が3箇所あるんです!

(ひどい人は全体に山盛りついてますがw)

それはここ!

青丸で囲ってるところです!

なぜ、この3箇所かというと・・・

初めにも言いましたが、歯石は唾液で固まっていきます。その唾液が一番出てくるのが、この3箇所なんです。

11年歯石とりをしてきて、この3箇所についてる方がほとんどでした。

中には歯磨きがめちゃめちゃ上手なのに、歯石が結構ついてるなんて人も見たことがあります。

そう!つきやすい人、つきにくい人がいるんです!

これには、唾液の成分とか、唾液の量が関わってきます。

歯磨きめっちゃするのに、歯石がつくわぁ・・と思ってる方は、唾液が原因かもしれませんね。

4.歯石をつきにくくするにはあそこを磨け!

歯石の大元である歯垢(プラーク)を取ることで、歯石の付着を防げるのですが、先ほどお話しした一番歯石がつきやすい3箇所を特に意識して磨いてみてください。

これだけでも随分と量が減ります。

私が歯石とりをする時は、患者さんにつきやすい場所も含めどの辺りについていたかを必ずお話ししていました。

すると、次来られた時、お口の中をチェックしてみると歯垢(プラーク)の量はかなり減っていました。

いきなり完璧にはできませんが、意識するのとしないのとで随分差が出ます。

今これを読んでるあなた、今日から意識して歯磨きしてみてください!

 

5.マウスウォッシュで歯石付着の予防はできる!

マウスウォッシュは、リステリンなどのうがいをするやつです。

使ったことがある方もいるかもしれませんが、私的に歯石付着防止には効果はあると思ってます。

(個人差はあります)

ただね?これに頼りすぎると、効果は得られません(笑)

ハミガキで汚れをきちんと取ってから使うというのをお忘れなく(笑)

リステリンを使ってる患者さんは多かったんですが、刺激が結構強いので、私はあんまりオススメしませんでした。

(味覚障害も出ることがあります)

私がオススメしてたのは、コンクールですね。

コンクールF + ジェルコートF + リペリオ セット[メール便1セットまでOK][コンクール][ジェルコートF][リペリオ]【コンビニ受取対応商品】
価格:2974円(税込、送料別) (2018/6/1時点)

一番左がマウスウォッシュです。

使い方は、以前書いたオススメ歯磨き粉の記事で書いてるのでチェックしてみてくださいね。

これは刺激が全くないので、とっても使いやすいです。

また、使われた患者さんのお口の中をチェックすると、歯垢(プラーク)や歯石がつきにくくなってると実感しました。

6.本当は1年に1回歯石とりをしたほうがいい

ハミガキなどで取れる汚れは、6割なんです。

(つきにくい方もいるので、絶対ではないですがw)

めっちゃ頑張って磨いても、多少は歯石がついてきます。付いてきたな・・・と思ってもその歯石の上を丁寧に磨けば量が増えることを防げますけどね。

しかし、そのままにしておくのはオススメできません。

虫歯や歯周病などの原因になりますからね。

1年に1回は取ってもらった方がいいです。

歯石も大量につけば、取る回数もめちゃめちゃかかりますしね。

(歯石とりの回数については別記事で書いてるので、参考までにどうぞ。こちら→歯石除去の回数が最大6回?実はそれ以上だった!)

とにかく、歯医者さんに行く回数を減らしたいなら・・・

歯石がつきやすい、下の前歯の裏側、上の左右奥歯のほっぺた側を特に意識して磨いて、つく量を減らすことだと思います。

量が少なければ、歯石とりの回数は1回で終わることが多いですよ。

(ただし、歯科医院の方針で2回かかることもあります。)

今日から意識してやってみてくださいね。

 

では、この辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました!